
Q11
1. 爪の開き角度が図示したものと異なり、開き角度が現物の方が大きく収錨状態で爪が外板に当たらない例がかつてあった。但しその後は無し
2. 特になし
3. シャンクと爪の間にチェーンが絡むというクレームが船主よりあった/爪の先端が曲がったというクレームが船主よりあった
4. メーカーにより形状、寸法が多少違うため類型船でメーカーが異なった場合ホースパイプの見直しが必要
5. 原因ははっきりしないが、シャンクの曲損したとの船主クレームがあった
6. アンカー収納時(爪を外板に当てて収納)外板と爪の当たり部、波により外板を損傷
7. アンカーストック部損傷(曲)/船体外板部損傷…但し最近3年間の実績としてはない
8. シャンク曲がり事故数件発生。本件造船所補償扱いとなった。原因に関しても再現することはなかなか難しい。他社では同様の問題ないのか?把駐力に対しシャンク弱いのでは?
9. アンカーの各部分の寸法許容差、開き角度の許容差について規定がないため、出来上がり精度に若干問題でることがある。特に爪の開き角度が内/外であまり違うと収錨性に問題でる
10. 損傷多し
11. AC−14型はJIS錨と比べ揚錨時保駐性よく(錨がきが良い)巻き取り時船体とチェンの接触によるメカニカルダメージが多いと思われる/巻き込み収納時内爪のとき不具合あり。又格納のとき上向き45°の状態を保持できるベルマウスの形状に苦労する
12. 問題点等は確認しておりませんが、フリュークが鋭いため、曲損したり、シャンクを軸にして回転し再びフリュークが海底を掻くことが少ないと言われている
13. 内航船(小型船)に搭載する場合アンカー収納が難しいと思われる。ベルマウス、ホースパイプ、角度等をJIS型より特に注意が必要
14. 爪の曲がり、シャンクの曲がりが比較的多い。新造船の場合本船の収納時、爪角度の左右誤差が大きいと収納状態がうまくいかない
15. メーカーに於けるAC−14型製造時の熱処理不良により、シャンク部で折損した事例があったが、大多数では特に問題なしに使用している
16. 過去5年間では損傷等の問題は無し
17. AC−14型の爪が折れる事故例を聞き及びますが、材料、製造方法等にばらつきがあるのではないでしょうか
18. AC−14型は既に旧世代に属し、開発は1940年頃から60年の20年間と称されるが、その間14回作り直したと言うが、日く改良でなく、迷いに迷った末14回も作り直された妥協の産物で、
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